三回忌以降の法事の服装|平服はどこまでOK?男女別マナーを解説

喪服.com 編集部です。三回忌以降の服装は「どこまで崩していいか」が分かりにくいテーマです。本記事では回数別の格式早見表を最初に出してから、男女別の具体例と判断基準を補足します。

1分で分かる:法事の回数と服装の格式

法要服装の格式基本スタイル
四十九日準喪服(ブラックフォーマル)喪服が必須
一周忌準喪服喪服が基本
三回忌準喪服〜略喪服喪服 or ダークスーツ
七回忌略喪服(平服)ダークスーツで可
十三回忌以降平服さらにカジュアル化

三回忌が服装の転換点です。喪服中心から略喪服(平服)へ移行するタイミング。

「平服でお越しください」の意味

法事の案内に「平服でお越しください」と書かれていることがありますが、平服=普段着ではありません。葬儀・法事における平服は「略喪服」を指します。黒にこだわらないが、ダーク系の控えめな服装、という意味です。

平服として○平服でも×
紺・チャコールグレーのスーツジーンズ・デニム
黒・紺のワンピース明るい色のワンピース
地味な色のジャケットTシャツ・パーカー
黒〜グレーの革靴スニーカー・サンダル

男性の服装

法要推奨/可ネクタイ
三回忌喪服または紺・チャコールグレーのダークスーツ黒が無難/紺・グレー無地も可
七回忌以降ダークスーツ(紺・グレー)でOK黒でなくても地味な色・柄なら可
十三回忌以降ジャケパンスタイルでも可地味な色

シャツは白の無地、靴は黒の革靴、靴下は黒が共通です。迷ったら喪服を着ていけば間違いありません(格式が高い分には失礼になりません)。

女性の服装

法要推奨/可アクセサリー・小物
三回忌喪服または紺・グレーのワンピース/セットアップパール程度に抑える
七回忌以降黒・紺・グレーのワンピースやスーツ/パンツスタイル可控えめ
十三回忌以降地味な色の落ち着いた服装で幅広く可控えめ

ストッキングは黒(ベージュも可)、靴は黒のパンプス、スカート丈は膝が隠れる長さが基本です。

家族のみで行う場合

三回忌以降は家族だけで行うケースも増えています。最低限のマナーは守るのが基本です。

状況推奨服装
僧侶を招く略喪服(ダークスーツ)が無難
僧侶なし・自宅で行うさらにカジュアルでも可、ただしジーンズ・TシャツはNG
施主が「普段着でいい」と言った場合暗めの色の襟付きシャツ+スラックス程度はキープ

子どもの服装

  • 制服があれば制服が最もフォーマル
  • 制服がない場合:白いシャツ(ポロシャツ可)+暗い色のズボン/スカート
  • 小さいお子さま:派手すぎなければ普段着に近くても可

子ども連れでの参列全般は赤ちゃん連れの葬儀──参列の判断基準と準備も参考にしてください。

着用頻度が低いならレンタルも選択肢

三回忌以降は年に1回あるかどうかの頻度です。そのためだけに喪服を維持するのが負担に感じる方には、レンタルが合理的です。

  • 着用頻度が低いなら購入より圧倒的にコスパがよい(1回5,000〜15,000円)
  • 体型が変わっても毎回ぴったりのサイズを選べる
  • クリーニング不要で返却
  • 略喪服(ダークスーツ)のレンタルもある

判断基準は喪服のレンタルと購入、どっちがお得?、サイズの測り方は喪服のサイズの測り方・選び方ガイドを参照してください。

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ポイント整理

  • 三回忌は喪服→略喪服への転換点。喪服でもダークスーツでもOK
  • 七回忌以降は略喪服(ダークスーツ)が基本
  • 「平服」は略喪服の意味で、普段着ではない
  • 迷ったら喪服を選んでおけば間違いない
  • 着用頻度が低いならレンタルが合理的

よくある質問(FAQ)

Q. 三回忌でグレーのスーツはOK?

A. チャコールグレー(暗めのグレー)であれば問題ありません。ライトグレーは避けるのが無難です。迷うなら黒のスーツが安心です。

Q. 七回忌でネクタイは必要?

A. 男性はネクタイを着用するのが基本です。家族のみで施主から「カジュアルで」と言われた場合はノーネクタイでも構いません。

Q. 法事に喪服で行ったら浮く?

A. 浮きません。三回忌以降でも喪服で参列する方は一定数います。格式が高い服装は失礼にならないので、迷ったら喪服を選んでください。